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UnityAsset「External Mobile Controller」をリリースしました

Pref.

LAN内のスタンドアロンVRスマホアプリから操作可能にするアセット 「External Mobile Controller」をリリースしました.

Unity Asset Store : https://assetstore.unity.com/packages/tools/gui/external-mobile-controller-136516

今回の記事はこのアセットで何ができるのか? このアセットを使うには? といった部分を書いていきます.

Env.

Unity2018.1.14f1 - macOS mojave

External Mobile Controllerって何ができるのか

External Mobile Controller(EMC)を導入することで

Unityで制作したスタンドアローンVR(Oculus Goなど)向けアプリを スマホからリモートで「メソッド呼び出し」「映像確認」が可能になります.

これのアセットを組み込んでスタンドアローンVR向けアプリを制作することによって 展示会でお客さんに見てもらうときに 「今なに見えていますか?」 「ちょっと調整するので一旦Oculus Go返してもらってもよろしいですか?」 といったやり取りをしなくて良くなります.

また,実のところスタンドアローンVRで動作することを想定して開発したアセットではありますが,

スマホからPC用にビルドしたアプリを操作,Game画面の確認

スマホからスマホ用にビルドしたアプリを操作.Game画面の確認

のようにEMCを導入したアプリであればVR用アプリ以外でも LAN内のスマホからの操作が可能になります(有用性があるのかは知りませんがw)

分かりにくいですが,UnityEditor上で実行されているものが 手前のiPhoneからシーンの切り替えと画面確認が出来ています.


また展示会の利用以外では 常駐体験ブースのオペレーティング用アセットとしても利用が可能なので そういったシステムを開発されている方も使えるかと思います!

導入方法

導入は簡単です!

1.Unity Asset Storeから「External Mobile Controller」をUnityプロジェクトに導入

インポートを行い,シーン設定をちょこちょこっと行い,遠隔で操作されるときの表示名やパスワードを設定します.

2.手持ちのスマホにリモートコントロール用アプリ「Unity EMC」をインストール

Google Play で手に入れよう

からアプリをインストールしてください.

3.LAN内でEMCを導入したプロジェクト(アプリ)の起動とスマホにインストールしたアプリ「Unity EMC」の起動

Unityアセットが導入されて適切に設定されたプロジェクトがLAN内に存在する場合, スマホにインストールされたコントロール用アプリからリモートコントロールが可能になります.


Unityで制作したアプリをリモートコントロールする手順は以上ですが, より丁寧なアセットの導入方法はアセットのunitypackageの中にpdfで同梱してあります.

おわりに

今回リリースしたアセットでは

・コントロールされる側をアセットでの提供

・コントロールする側のアプリをiOSAndroidでリリース(審査)

と大掛かりになり,想像よりも大変でした(笑 今年はOculus Quest,Holo Lens 2といった新たなデバイスの誕生も控えているので このアセットに各展示会のデモなどの回転がよくなると嬉しいです(๑•̀ㅂ•́)و


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